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香川真司選手 移籍会見のコメント

    香川真司選手コメント

    「こんにちは。今回ドルトムントへの完全移籍が決まりました。本当に移籍に関しては、チームが前向きに支えてくれたので、すごく感謝しています。また、今週Jリーグの最後の試合があるので、頑張りたいと思います」

    Q 移籍が決まった現在の心境は?
    A「昨日、代表メンバーから落ちてすごく悔しい思いをしたんですが、今回ドルトムントへの移籍ということで、切りかえて世界と戦っていきたいと思いますし、昔からの夢がかなったということで、うれしく思います」

    Q 移籍の話はいつごろからありましたか?
    A「だいたい1カ月ぐらいまえからありました。仮契約を結んだのは、(5月)9日です」

    Q 移籍の決断をした最大の理由は?
    A 「ドルトムント側が今シーズンのJリーグの試合を見に来てくれたり、監督もすごく来てほしいと言っていると聞いたので、そういう意味ですごく誠意を感じたので、自分自身もヨーロッパにいきたいという強い思いがありましたので、それが決め手になりました」

    Q 昨日の代表メンバー発表があったことは移籍発表に影響がありましたか?
    A「本当は決まって発表したかったですが、落ちちゃったので」

    Q 決断するに当たって、誰かに相談しましたか?
    A「両親は『1月から行ってきたら』と言っていましたが、自分の判断で6月まで待とうと。最終的に自分で判断しました」

    Q チームメイトの反応は?
    A「みんなメディアで知ったみたいで、ショックだったみたいですけど、頑張ってこいよ、と激励してくれたので感謝しています」

    Q 今回移籍にあたって、自分のどういったところが評価されたと思いますか?
    A 「得点にこだわることは大事にしていたので、そういうところ、攻撃的なところが一番評価されたと思いますので、そういうところをブンデスで出せればいいかなと思います」

    Q ドイツのサッカーの印象は?
    A「去年の年末に見に行った印象では、ロングボールが多いかなという印象があり、あまり自分の好きなスタイルではないという感じでしたが、そういうなかでドルトムントはパスをつなぐスタイルですし、上位に加わってますし、楽しみです」

    Q 今は期待と不安、どちらが大きいですか?
    A「期待というか、楽しみが大きいです」

    Q 自分の足りないところは?
    A「やっぱりフィジカル的なところは、J1でも差を感じましたし、ドイツはもっと厳しくなると思いますが、そういうところでもまれて、活躍していかないと、世界では活躍できない。そこで勝って、もっともっと上のリーグでできるように、ステップアップできるようにしたいです」

    Q こういったところを出していきたい、という部分は?
    A「攻撃的な姿勢、そういうところは通用すると思うし、そこで結果を出さないと、戦えないと思うので、結果を出したいです」

    Q 4年後のW杯も考えての移籍ですか?
    A「4年後はまだあまり考えていないですが、自分の中では若いうちにいろいろ経験が出来ると思いますし、そこでさらに競争に勝てれば、さらに上のリーグで出来ますし、世界で活躍することで、日本代表にもつながる。1年1年が勝負だと思っている。そのなかで打ち勝っていきたいです」

    Q 今回、完全移籍でセレッソを離れることになりますが、セレッソへの思いは?
    A 「入団してから、こんなに早く海外に行けると思っていなかったし、主力として試合にこんなに早く出られると思っていなかったし、ましてや森島さんの背番号を受け継げるとは思ってもいなかった状況で、今を迎えるというのは不思議な感じはあるんですけど、自分が努力して勝ち取ったものだと思っていますし、またセレッソがすごくサポートしてくれて、今回の移籍も前向きに応援してくれたおかげだと思っているので、感謝の気持ちでいっぱいです。最後の神戸戦で結果として表したいと思いますし、サポーターの人たちも見に来てくれると思うので、ぜひ勝って恩返ししたいと思います」

    Q 森島さんの背番号8について、次に託すのか、森島さんとそういう話はしましたか?
    A 「いえ、まだ・・・さっきメールをもらったんですが、あとで電話して、まずは森島さんに報告して、背番号8に関しては、ぼくはまだ1年半しかつけていないので、ぼくが何かを言うことはできないので、クラブがあとは決めると思います」

    Q ファンのみなさんにメッセージを
    A 「海外に行くにあたって、たくさんの人にサポートしてもらったので、その方々に感謝の気持ちを持って、7月から海外に挑戦するということで、絶対簡単に帰ってこないで、その中で絶対に結果を残せるように、頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

    Q 去年はJ2得点王、今年はJ1で得点ランキング2位タイですが、ブンデスでの具体的な目標は?
    A「ブンデスが最終的な目標ではないので、まずはその中でゴールなり結果を残して、もっともっと上の舞台でプレーしたいという夢があるので、そういう意味では具体的な目標はないですが、1点でも多く取って結果を残していきたいなと思います」

    Q ドルトムントに行かれたときの具体的なチームの印象は?
    A 「4-2-3-1で、ボールをつないでいるイメージがありましたし、エジプト代表のモハメド・ジダンとか、そういううまい選手がいるので、そういう選手とうまく連係して点が取れればと思います」

    Q 香川選手にとって、セレッソ大阪とは?
    A「自分をここまで育ててくれた存在ですし、いろんな人のサポートがあって、ここまでこれた。感謝しています」

    Q 感謝の気持ちをどういう風に表したいですか?
    A「それはもうプレーで表すしかないですし、ドルトムントで活躍したいと思います」

    Q このタイミングでの移籍になった理由は?
    A 「(冬は)ケガをしていたタイミングでしたし、当時はフェンロが興味を示してくれていましたが、フェンロの試合を見たときに、自分の中で納得いかないところもあったし、シーズン中だったので、新しいシーズンから移籍したほうがいいのかなと思いました」

    Q 具体的な契約期間と、今回オファーはいくつぐらいありましたか?
    A 「契約期間については、今は自分の口からは言えないです。正式にオファーがきたのはドルトムントだけです」

    Q ドルトムント以外にも、昨年末にオファーが来たと思いますが、今回はほかのオファーも待とうという気持ちは?
    A 「それはありましたけど、それ以上にドルトムントが毎試合見に来てくれたり、熱意をすごく感じたので。そういうのも含めて決めました」

    Q 15日のヴィッセル神戸戦がJリーグでの最後の試合になる可能性がある、ということですが、サポーターの前でどんなプレーがしたいですか?
    A 「すごいホントに、神戸ということで、何か縁があるのかなと感じますし、自分は神戸で生まれて、神戸にお世話になったという気持ちが強いので、セレッソ大阪とヴィッセル神戸との試合ということで、すばらしいプレーをして、結果を示すことが一番の恩返しだと思いますので、それに尽きるかなと思います」

    Q レヴィー・クルピ監督からはどんな言葉をかけられましたか?
    A 「昨日、W杯のメンバーから落ちたことは、『まだ若いからこれからもっともっと活躍できるし、明るい未来がある』と言ってくれて、海外に行くことについても、快く受け入れてくれました」

    Q 海外への夢がより具体的になった時期、そしてヨーロッパのほかのリーグについて、将来行きたいという思いは?
    A「北京オリンピックが終わったときから、海外に対する現実的な意識が強くなりました。好きなリーグは、ずっと変わらずスペインリーグで、将来的にはリーガ・エスパニョーラでプレーしたいです」

    Q セレッソに高校生のときに来て、海外移籍にたどり着いたわけですが、セレッソに来て一番自分が成長したと思う点は?
    A「まず試合に出られてこと。1年目にJ2に降格して、『J2か』という思いもありましたけど、J2で試合を重ねることで成長することができましたし、またレヴィー(監督)に代わって、調子が悪いときでも使い続けてくれましたし、試合を追うごとに成長できたと思います。やはり試合に出続けたことが成長につながったと思います」

    Q ブンデスリーガで対戦したい相手は?
    A 「バイエルン・ミュンヘンは対戦したい相手です。今回もチャンピオンズリーグ決勝にいっていますし、メンバーもすごいので、そのなかでどれだけ出来るか楽しみです」

    Q 今回の移籍が最終地点ではないということですが、香川選手にとっての最終地点とは?
    A「最終的には、スペインのバルセロナでプレーすることですが、まずはヨーロッパで結果を残さない限り認められないと思いますし、もちろん道のりはとても大変だと思いますが、挑戦する価値はあると思いますし、ホントに楽しみです」

                                                                 以上

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