試合速報・公式記録

2009 Jリーグ ディビジョン2

第49節 2009年11月22日 13:04〜

【ユアテックスタジアム仙台】 
ベガルタ仙台 1 0 前半 0 0 セレッソ大阪
1 後半 0
延長前半
延長後半
PK戦
ベガルタ仙台 セレッソ大阪
選手名 番号 位置 シュート シュート 位置 番号 選手名
林 卓人 16 GK 0 0 GK 21 キム ジンヒョン
菅井 直樹 25 DF 1 0 DF 3 チアゴ
エリゼウ 6 DF 1 0 DF 4 藤本康太
渡辺 広大 3 DF 0 0 DF 5 前田和哉
朴 柱成 27 DF 1 3 MF 17 酒本憲幸
富田 晋伍 17 MF 0 0 MF 2 羽田憲司
千葉 直樹 7 MF 1 1 MF 10 マルチネス
関口 訓充 11 MF 2 1 MF 19 石神直哉
梁 勇基 10 MF 2 2 MF 7 乾 貴士
平瀬 智行 14 FW 0 2 MF 9 カイオ
中島 裕希 13 FW 0 1 FW 15 小松 塁
桜井 繁 22 GK GK 27 丹野研太
一柳 夢吾 5 DF 1 MF 8 香川真司
田村 直也 23 DF MF 13 平島 崇
永井 篤志 8 MF 0 0 MF 25 黒木聖仁
マルセロ ソアレス 18 FW 2 0 FW 20 西澤明訓
10 シュート 11
8 GK 12
5 CK 3
16 直接FK 18
2 間接FK 5
2 オフサイド 5
0 PK 0
ベガルタ仙台   セレッソ大阪
朴(89分) 得点
中島→マルセロ ソアレス(71分)、平瀬→永井(78分) 交代 小松→香川(45分)、香川→黒木(82分)、カイオ→西澤(86分)
警告 マルチネス(13分)、前田(25分)
退場

<監督コメント>

【ハーフタイム】
・後半も集中を切らさず、しっかりと。
・相手のマークが激しいので、シンプルに。
・最後まで積極的に思いきって仕掛けよう。

【試合後】
「本当に残念な結果になってしまいました。セレッソは今日、本当にたくましくいいパフォーマンスをしていました。それがこの結果になってしまって、残念です。お互い激しいマークをする中で、ほとんどチャンスらしいチャンスはお互いにありませんでした。最後に仙台にゴールを決められてしまった。うちの選手の今日のパフォーマンス、気持ちがすばらしかっただけに、負けて残念でなりません。今日の試合内容からいけば、どちらが勝つにふさわしいというのは、決めにくい試合であり、引き分けが妥当だったかと思います。しかし、サッカーと言うのは、今日のようなサプライズがあるものです。仙台にとっては本当に天国からのプレゼントといえるほどのサプライズ、そしてセレッソにとっては、まさに地獄と言えるほどのサプライズでした。あらためて言いますが、選手たちのパフォーマンスを考えると、本当によく頑張ってくれていただけに、残念な結果になってしまいました」

Q 後半の頭から香川選手を入れましたが、前半、カイオ選手と乾選手の2シャドーがうまく押さえられていたということか? 香川選手に期待したことは?
A 「おっしゃるとおりで、仙台に限らずおたがいが非常にハードなマークをした試合だった。香川にはいつもどおりのプレーをしてほしいということで送り込んだ。コンディションでいえば、香川だけでなく、カイオと西澤もベストコンディションではないなか、チームのためにできる範囲のプレーをしてくれている。試合の中で、シンジは今日今までとは違ったひざのところに痛みが出てしまったわけですが、それでも2回、3回と彼と、前の3人のところでチャンスを作ってくれたと思います。あらためて言いますが、今日の試合は引き分けというのが妥当な結果だったと思います」
Q 香川選手を途中で下げたことで、引き分けでもいいというゲームプランになったのか?
A 「特にプランが変わったということはありません。西澤も入って、乾と黒木の2シャドー、そしてゲームの運び方という点でも、最後まで同じでした」
Q 仙台とは1勝1分1敗と五分になったが、仙台への評価は?
A 「本当に仙台はいいチームだと思います。というのは、セレッソとあわせて昇格したわけですが、J2のベスト2、一番いいチームを選ぶとすれば、セレッソと仙台ではなかったかと思います。それはシーズンの数字を見てもわかると思いますが、本当に同じような数字が両チームにはほぼ残っていると思います。本当にJ1昇格に値するチームだと思います。セレッソにとって不運だったのは、主力であるカイオ、シンジ、マルチネス、チアゴがけがで同時に試合に出られない時期があったこと。そういう時期を乗り越えてJ1昇格を果たしたわけですが、仙台もJ1昇格にふさわしいチームだったと思います」

<選手コメント>

・香川真司
「先発か途中からか、ずっと昨日まで悩んでいて、今朝(途中からと)決めました。(けがは)ボールごと持っていかれた感じ。打撲みたいな感じで、重傷ではないのは事実です。(交代は)やりたかったから、できるところまでやろうと思ったが、インサイドパスをしたときに、ちょっと厳しかったので・・・それでダメだと思った。(失点の場面は)くやしかったし、目の前であれだけ喜ばれたら、くやしかった。でも、あと2試合あるので、しっかり次のホームで、最後のホームなので、チームとして勝って次につなげるようにしたいです。(残り2戦の出場は)難しいと思います。でも昇格は決まっているわけだし、ホームで次、いろんな意味で最後だし、アキさんも最後だし、最高の試合ができるようにやっていきたい。自分としては最後はくやしい終わり方になりましたけど、J1昇格ができたことでこの1年よかったと思うし。あとは来季につながるサッカーができるように、チームとしてやっていきたいです」
・藤本康太
「崩された感じはなかったのに・・・最後のあの一本ですね。その前のところでも、クロスを上げられて、寄せなければいけなかった。上げられたときは、みんながペナルティエリアの中にいた。そこで足が止まっていた感じでした。まだ2試合残っているし、どうなるかわからない。次はホーム最終戦。ホームのサポーターの前で恥ずかしい試合はできないです」

<試合後記>

勝てばJ2優勝に大きく近づく試合。ともに「J1昇格」を内定させたばかりのチーム同士の対決は、満員のユアテックスタジアムで行われた。
「先発するか、ベンチスタートか、前夜まで考えていた」という香川は結局サブに。セレッソは前節・ザスパ草津戦と同じスターディングメンバーで臨んだ。スタジアムの熱気に押されたのか、立ち上がりから両者が持ち味を発揮しあう。セレッソがボールを支配しテンポよくパスをつないで攻めようとすれば、ベガルタは速く激しいプレッシャーでつぶしにかかり、カウンターを仕掛ける・・・。「ハラハラドキドキさせる感動的なゲームになるだろう」というレヴィー・クルピ監督の予想通りの試合になった。時間が経つにつれ、相手の速い攻撃にヒヤリとさせられる場面、ミスも見られたセレッソだったが、0-0で前半を終えた。
 後半からは、小松に代わって香川が登場。これで攻撃の“ギア”が一段上がり、セレッソが勢いを取り戻したように見えた。が、20分すぎにその香川が右ひざを負傷。何度か様子を見たものの、結局82分にピッチを後にすることに。代わって黒木が入り、86分にはカイオに代わって西澤も登場。「ゲームプランを変えずに戦った」(監督)はずだったが、ロスタイムにまさかの結末が待っていた。クリアボールを拾われ、相手右サイドからのクロスにヘディングで合わされ、痛恨の失点。その直後に吹かれた試合終了の笛を、選手たちは呆然と聞くしかなかった。
「セレッソにとっては、まさに地獄と言えるほどのサプライズ。選手たちのパフォーマンスを考えると、残念な結果」。レヴィー・クルピ監督が天を仰いだ。選手たちもショックを隠し切れない様子だったが、「まだ2試合残っているし、どうなるかわからない」と、藤本。最後まで何が起こるかわからないのが、サッカー。そのためにも残り2戦で2勝すること。現時点で自力優勝の可能性は消えたが、あきらめるわけにはいかない。